No place to go

どすこい音頭。

お久しぶりの。

KKHRラジオ、のぶくんゲスト回を聴いた。
ぶっちゃけてて「大丈夫?!」と多少汗水でてきそうな話だったり、真面目な話が濃縮されてて面白かった。業界のこういうおまじめな話が聴けるラジオ、そんなに多くない気がするから興味深い。
 
先輩による後輩への指導の仕方の話とか。
確かに新人でもAさんが演じる役はAさんにしかできない訳だから、同じ役者仲間でその役を担当してない先輩が「あの時の演技、違うわー」とかどうこう演技指導ダメだしするのはおかしい、っていうのは、役者じゃなくてもなにか人と接する時に役に立ちそうな考え方。
普通の会社の場合だと、まぁ仕事のやり方にも前例があるから、先輩が後輩に仕事のやりかたでダメ出しするのはおかしい、って考えにはならないと思うけど(むしろアドバイスはよくあるものだと思う)、役者の場合だと、その役にはいままでもこれからも前例がないから、役を担当するそのヒトがそのヒトの解釈でつくりあげていくものだから、音響監督とかでもない、同じ土俵で戦う同僚である役者仲間が(例え先輩であれ)「あの演技は、おかしい」「違うな~」とか、言って来るのは、確かに不思議だよな、と。
ただそうなると、そうやって特殊な世界に生きていない自分のような人間は、役立ちそうなこの考え方をどうやって今後生かしていこうか…という話にもなるけれど。