No place to go

どすこい音頭。

ヘイマイブラザー。

アメリカから叔母(母の姉)が一時帰国していて、家にいる。母と叔母がリビングで話しているのを見ると、兄弟がいるひとがうらやましいなとふと思った。お金をためて世界一周旅行に行くだとか、良い家を買うだとか、そういうことは後になってからでも努力次第で出来るかもしれないけど、兄弟の血縁は大人になってからできるのは難しい。(お父さんやお母さんに今からがんばってほしいというわけではない) 同じ家族でも父や母ではなく姉や弟という兄弟との血縁の独特の感覚というのは、きっと実際に兄弟をもつひとでないとわからない気がするので。どんな感覚なんだろう、知りたい、と思う。

高校の頃、弟をもつ友人と映画「ゆれる」を京都のみなみ会館に見に行った。帰りに2人でいろいろ感想を話して帰ったのだけど、あの物語はきっと友人のように兄弟がいるひとが見たほうが感覚でわかることも多いんだろうな…と思って、ひとりっ子のじぶんがその物語の登場人物の気持ちを理解しようとしても類推でしかなく、友人と何気なく話しながら内心もどかしかったのを思い出した。